俺のダンディズム
こんにちは、オシャマス紳士の皆さま。
テレ東の「俺のダンディズム」はご覧になりましたでしょうか?しがない中年サラリーマンがダンディになるべく少しずつ良いものを買っていくドラマで、ちょっとくだらないコメディチックな展開と、物欲をくすぐる小物が紹介されて一部のファンから強い支持を受けています。今ならAmazonPrimeVideoで無料で見ることが出来ますよ。
さて、僕はテレビに出るような高価なものはとても買えませんが、主人公の段田一郎氏と同じくやはり男である以上ジェームズ・ボンドに憧れるものがありますね。
そんな僕が俺のダンディズムに沿ってお気に入りのダンディグッズを紹介したいと思います。
第1話「腕時計」
パテック・フィリップなんて高いもんサラリーマンに買えるか!というツッコミを禁じ得ない第一話でした。(パテック・フィリップはちょっといい車が買えるくらいの時計ですw)
ちなみにジェームズ・ボンドはオメガのシーマスターを使用していますね。
僕自身の経験からですが、男性からも女性からも、腕時計は見られています。僕も多くの人に時計について話を振られましたが、僕の場合は男性からその時計いいですねと言われることが多かったです。
僕はタグホイヤーのカレラ タキメータ クロノグラフを愛用しています。
20代のころはこれと似ているのですが、オメガのスピードマスターを愛用していました。結構気に入っていましたが、30代になってもうワンランク上の時計が欲しいなと思い、カレラにしました。
カレラの良いところはその重厚感とパッと見てわかる高級感と格好良さを持ちながら、決して派手でなく、成金臭さやチャラさが無い絶妙なバランスに成り立っているところだと思います。
ちなみに僕がいつか欲しい時計はタグホイヤーのモナコです。こちらはチャラさと成金臭さが若干強い一品ですwだけどオッサンがこれを腕に巻いているとめちゃくちゃ格好いいです!
第2話「万年筆」
普通のサラリーマンでは不要かと思いますが、見た目から入る僕は僕は持っていますw
とはいえやはり会社の備品を使っているお客さんの前で万年筆を出すのもはばかられるので、めったに出番はありませんw
僕が使っている万年筆はウォーターマンです。モンブランと悩んだのですが、なんとなく見た目的にモンブランは派手かなぁと思いこちらにしました。値段も手ごろですし、使いやすいです。
最近出番の多いモンブランのボールペン。書きやすいです。
カランダッシュというブランドのボールペン。もとは確かクレヨンを作っているメーカで、書きやすさというかなめらかさに定評があるようです。ただ僕はちょっと書きづらかったですw
ペンに関して言うと、時計ほどジロジロ見られませんが、ちょっといいペンを使っているとさりげないところで「出来る感」を演出できるのではないでしょうか。
例えばデート中にペンを取り出す機会があったとして、ちゃんとしたペンを何気なく使っているのと、カバンから会社の備品丸出しの100円ボールペンを取り出すのとでは全く違いますね。
第3話「靴」
相変わらずジョンロブなんて履いているサラリーマンがいるかよ!とツッコミを禁じ得ない回でしたw
「クロケット&ジョーンズ」
クロケットは日本でも有名ですが、高いですねw
僕はロンドンで購入しましたが3割くらい安かったと思います。しかも円安が進んだ今となってはなかなか買えません。
ただ履けばはくほど足になじむ感じと、エレガントなストレートチップなのでビジネスから冠婚葬祭まで幅広く使える一足です。
ちなみに、買って3回くらいはめちゃくちゃ靴ズレして足が血まみれでしたw
4回目くらいから一気になじんで、今ではめちゃくちゃ履きやすいです。冠婚葬祭用に一生もののつもりで買いましたが、あまりの履きやすさにヘビーユーズしていますw
「ペルフェット」
僕はこの画像の黒いシューズを持っています。
ペルフェットは日本のブランドですが、イタリア靴っぽいデザインと、しっかりした作りでありながら非常にリーズナブルでコストパフォーマンス抜群の靴ですね!
靴は安物を1足はきつぶすより、良いものをローテーションで修理しながら長く履くのが良いと思います!僕は若いころ1.5万円くらいの靴を1年で履きつぶしてどんどん買い替えていたのですが、こういう長く履くことを前提にした靴はマジで全然違います。僕は5足の靴をローテーションで履いています。
履けばはくほど足になじみ、革にツヤが出てどんどん格好良くなっていくので大変気に入っています。贅沢な趣味ですが、安い靴は履けなくなってしまいますw
靴だけで1本記事が書けそうな気がしてきたので、今度気が向いたら書いてみます。
第4話「手帳」
僕は手帳持っていません!スケジュール管理は今や電子的に行われますし、打合せのメモは実用性を重視して普通のノートを使っています・・・。手帳というよりノートに関しては要改善ですかね。
第5話「メガネ」
メガネがダンディかというと若干の違和感を禁じえませんが、確かに安っぽいメガネはやめた方が良いですね。
僕は普段は裸眼なので、オフの日や家でドラクエする時だけメガネをしています。車を運転するときはコンタクトという生活です。
メガネは色々拘った挙句、あまり使わないからデザインとブランド重視で現在はトムフォードの黒ぶち眼鏡を愛用しています。999.9などがオシャレでコスパも悪くなくて良いのではないでしょうか。
ちなみにこれを買った時はトムフォードが僕の中でブームだったので、ドライブ用のサングラスもトムフォードを買いましたw
第6話「かばん」
TUMI アルファ オーガナイザー・ポートフォリオ・ブリーフ
ビジネスバッグは色々なものを使いましたが、最終的にいきついたのがコレ。厳密にはコレの旧モデル。
結局僕はお客さんに会うお仕事なのであまり派手なモノは良くないし、かといって良い歳して安物もどうかと思っていたときに試しに購入したものです。
日本ではあまりにベタなので買う気が全くなかったのですが、上記を含む使い勝手の良さから今後も愛用すると思います。
とにかく頑丈なのと、収納力抜群なのと、多少人と被るけど誰とあっても恥ずかしくなく、やらしくないバッグというともうこれしかないと言った感じです。偉いお客さんに会った時、「俺のよりちょっと安いカバンだな」と思われることもサラリーマンには重要ですw
ちなみにこのカバンにはちょっとした思い出があって、ちょうど出張のため成田で飛行機を待っている間に、免税で安かったから買ったんですよ。その場でそれまで使っていたカバンを捨てて、荷物をTUMIに入れ替えて、心機一転飛行機にのりました。
到着した香港の方が5000円くらい安かったというねwあと数時間待てば良かったw
もし僕が仕事柄の諸事情を抜きにしてカバンを買うなら、フェリージやペッレモルビダあたりを選択していたかもしれません。
第7話「財布」
財布は個人の好みが激しすぎるのでパスします!僕はヴィトンの長財布を使っていますが、俺のダンディズムを見てメゾンタクヤに興味を持ちました。エッティンガーなんてダンディで良いですね!
第8話「傘」
傘について書くとマニアックすぎるので割愛しますw前原光栄商店はとても良いとだけコメントしておきたいと思います。
第9話「シャツ・ネクタイ」
ようやく来ました。シャツ!
傘の次にシャツ!スーツとシャツについて最初に放送しろや!と思いつつも楽しみにしてましたが、残念ながらドラマ中のシャツは既成品のシャツでした。
僕はシャツとスーツはオーダ派です。身長の割に細身なので既製品はフィットしないんですよ。どんな高級なスーツ、シャツを着ていてもそれがカラダにフィットしていなければ格好良く見えません。
ダニエル・クレイグが着ているからと言うだけで同じスーツを着ても全然似合わないんですよ!僕らのヒョロい体型には!!
なのでフライやバルバは体型が合えば良いですが、あまり日本人には合わないと思うので同価格帯の生地でオーダーをしてみてはどうでしょうか?
ちなみに僕は007御用達のターンブル・アッサーの実店舗に行ったことがあります。ここは確か初めてのお客さんは5枚だか6枚だかからの注文しか受け付けておらず、しかも日本人体型はかなり特殊だと言われてしまいました。もちろん買っていません。
好きなシャツ生地ベスト3!
「ギザコットン」
エジプトのギザというところでとれる綿です。トルコはトルコ絨毯などが有名ですが、実はエジプトも負けないくらいの品質の綿が取れる隠れた名産地なのです。マーケティングが下手な国なのです。
ここの綿は品質の割には値段がお手頃。品質が良いのと、地理的な関係でヨーロッパの有名メゾンで採用されることが多いらしいです。銀座の高級店で1着5万くらいのシャツが、意外とコレだったりするかもしれませんw
好きなシャツ生地ベスト2!
「トーマスメイソン」
品質もさることながらシャレオツなデザインときれいな発色とでお気に入りの生地です。140番手クラスともなると着心地が非常によく、修理して長く使えるシャツになるのではないでしょうか。
100年続いている老舗ブランドで、英国王室御用達でもあります。僕が持っているシャツで一番多いのもここの生地で作ったシャツです。
好きなシャツ生地ベスト1!
「シーアイランドコットン」
世界最高級ともいえる綿を使ったシャツはまさに至高!値段はトーマスメイソンよりちょっと高いくらいですが、ここのコットンは本当に柔らかく艶やかで素晴らしいの一言に尽きます。
ちなみに綿の何が違うかと言うと、それは綿の繊維の長さです。シーアイランドコットンは超長綿という非常に長い繊維の綿を使っているので着心地が全く違います。
このシーアイランドコットンは、シャツに限らず全ての綿製品において、品質を保証するタグが付けられています。
このシャツは白無地でこそ、その美しさが発揮されるのではないでしょうか!(僕が最初に買ったのはブルーのピンストライプでしたw)
ちなみに僕は最近、こういったタブカラーがお気に入り。(襟がキュッとしまっているデザイン)
どうやら実際に007でトムフォードがタブカラーを全面に出した影響で、非常に人気が高まっているようです。
007を見ていて思うのが、やはり白やブルーのプレーンなシャツが一番格好いいということですね。上質なシャツをシンプルなデザインで着ることで、柄では無くて生地そのものが主役になるというのはホントかっこいいと思います!
ちなみに、どれもお高いシャツですが、既製品のポリエステルが入ったモノと違って綿100%の生地であるため、風合いが劣化しません。綿の良さがそのままシャツの良さに繋がりますし、襟や袖がボロくなってもクリレック等にリフォームして着続けることが出来るので、結局良いモノを長く着ることが出来ます。
第10話「スーツ」
スーツほど年齢や年収で買う価格が変わるものも無いのではないでしょうか。
例としては新入社員はスーツカンパニーで良くて、逆に高級なスーツは似合わないですね。逆に50代の役員や部長クラスでスーツカンパニーというのは何とも言えないもの悲しさがあります。
よく年収の1%というセリフを聞きます。400万なら4万のスーツ、1000万なら10万のスーツ、2000万なら20万のスーツといった具合です。
僕も若いころ背伸びをして身の丈に合わないスーツを買っては後悔したことが何度もありました・・・。
ちなみにジェームズ・ボンドはトムフォードだったりブリオーニだったりを着ています。これらは最低20万からの超高級品なのでちょっと普通のサラリーマンには着ることができません。もし買えたとしてもこのスーツに負けないオーラを自分が持っていないと完全に負けてしまいます。スーツに負けると非常に格好悪いですw
ただ、僕は自社の若手社員を見て思うのは、スーツは値段じゃなくていかに自分の体型に合ったものをパリっと着ているかで全然印象が違うということです。
若手が安いスーツを着ていても誰も変に思いませんし(というか当たり前)、それをパリっと着ていると格好いいし若々しいくて好印象です。
僕はスーツもオーダーなのですが、生地はだいたい以下3つからデザインで選んでいます。
好きな生地ベスト3
「ロロピアーナ」
デザイン的にはゼニアのパクリとも言われることがありますが、デザインなんてパクって何ぼ!と思っている僕には全然OK。けっこう品質が良くて安い!全然悪くないです。
好きな生地ベスト2
「ドーメル」
僕の中でダンヒルとイメージがかぶっていたのですが、ダンヒルはだいぶ年配の印象が強いですね。ドーメルも落ち着いた感じですが、ドーメルのチャコールグレーとネイビーが非常に渋い!秋冬用のスーツにはドーメル!
好きな生地ベスト1
「ゼニア」
まぁ誰がどう考えてどうランキングしても1位はゼニアでしょうw
ただゼニアは本当にピンキリで高いモノだと50万くらいします。こういうのは一般人が着るものではなく芸能人や大企業の社長や夜の商売をしているお兄さんが着るものなので、普通はキリを買うことになります。
ゼニアはキリでもゼニアなので、非常に品質とカラーが良いです。何年も世界のVIPを魅了し続けているゼニアが廉価盤だけダサいということはありえず、とりあえず全部デザインがキレイなのです。違うのは生地のクオリティだけですね。
ゼニアの最低品質は僕も知りませんが、それでもゼニアの銘で売られているものなので相応のクオリティは担保されていると思っています。
ゼニアのスーツとシーアイランドコットンのドレスシャツを着ると、東京でもちょっと見ないくらいのダンディズムが仕上がるのではないでしょうか。
僕は昔買ったスーツがまだ着れているので、普段はそういうスーツを着て、仕事やデートで気合を入れる時だけゼニアを着るような感じのローテをしていますw
第11話「下着」
しらんがなっ!
最後に
良いモノを長くと考えてチョイチョイ買ってきましたが、まさか俺のダンディズムに合わせて記事に出来るとは思いませんでした。さすがに年相応に色々そろってきているんだなぁと感じました。
特に僕はスーツ、シャツ、靴が好きで 、自慢できるほどではないですが、一方で人よりちょっと多めに持っています。こういう記事を書いているともっと色々欲しくなってきました!
ダンディーに、なりたぁーい!
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